エッセイ

やる気のない日は休むも正解

 仕事や学校以外のことで、

例えば外国語学習や資格試験の勉強、痩せたいためにする運動など

「それをやらなくては」と思っても、やりたくない時、どうも乗り気にならない、モチベーションが上がらない、

という日は、

思い切って何もしない、のもひとつの手。

 「無理にでもやろう」と思うものの、それでもやる気にならない時は、心身の疲れも出てきてるんじゃないかな、と思う。

 だから、思い切ってそんな時は眠ってしまうとか、全然違う別のことをして過ごすのも良いかと思う。

 例えば、本を読んだり映画、テレビを見るとか、スポーツをしたり、凝った料理を作ってみるとか…

「今やっておきたいこと」のヤル気が起きないから「今やりたいことをやる」

それでも、それがまた自分にとって一つの経験になるのだから。

 その経験とは、ストレス解消になったり、ちょっとした知識がつくことになったり、いつもより健康的なことに結びつくことだってあるのだから。

 だから「今日はやりたくない、やる気がでないからやめた」としても、

決して自分を責めたり、自己嫌悪に陥る必要なんてない、ということ。

 だけど、どうしてもやる気が起きない日が、何日も何日もずっと続く、というのなら

その向かっている目標や目指している事そのものが、本当は本心と違っているのかもしれない。

そんな時は、もう一度自分自身を振り返ってみることも必要なのだろう。

 本当にそれが1番いい選択なのか、自分との対話をしてみるのが良いと思う。

 

 また、万が一、仕事自体をやる気になれないどころか、会社に行きたくない気持ちが強く、これまでの趣味など、好きだったことさえ全くやる気が起きなくなっていたとしたら…それは、精神的にかなりのダメージがきているはず。

そんな時は、ためらわずに精神科へ受診して薬を処方してもらうのが良いと思う。

 いずれにしても、時には自分を見つめ直し、目標設定や計画、方向性を確認しながら生活していくのがいいのだろう。