エッセイ

感謝で良いことが起きている

ありがとう

 感情と出来事はリンクしている、とつくづく思う。

 イライラしていると、怒りたくなるような出来事が立て続けに起きたり、悲観的に過ごした時期は、ラッキーな出来事から見放されてしまう、というようなことも起きる。

 不安、怯えている時もそうだ。不安や怯えは、冷静な判断を失いがち。そこで、失敗をしてはまた不安になり、ミスの連鎖が起きたりもする。

 逆に、心が安定している時は、優しくすることにも自然と余裕ができる。そのせいか、穏やかな時間が続く。

 また、一見良くないような出来事に見舞われたとしても、そこから意味を見出し、考え方を変えてみるのだ。すると、すっと心が軽くなり、結果として良い方向に繋がったりもする。

 最近、私は意識して感謝の気持ちを増やすようにした。当たり前と思っていたことでも人、国によっては当たり前なんかじゃない。そう思うと、色んなことに「感謝」って思えてくる。

 何気ないこと、例えば、朝食に食べたパンが美味しかったなら、そういうパンを食べられる国に住んでいることの幸せ、パンを買えるお金があること、パンを食べることが可能な健康な体であることなど、普段あまり考えていない些細なことでも感謝をする意味はある。

 太陽の恵みだって嬉しいことだ。意識をして感謝していくと、明るい気持ちが増えていく気がする。

 また、怒らないようにしようと心がけてもいる。そのおかげか、嬉しい出来事が増えてきた。

 そして、未来がとても明るく思えてくる。

 今、そう思えて幸せであり、そう思えるようになったことに感謝をしている。

ありがとう!

                        Photo by Photo AC